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『仙侠五花剣』について

『仙侠五花剣』を最初に読んだのは、1990年代後半ですから、今から十数年前になります。
 花のしずくを八卦炉で煉りあげたという五色五本の仙剣ほか、仙人たち各々が用いる剣光、倭刀(日本刀)のそれぞれの色の輝き、美女に妓女に、豪傑、文人入り乱れて、華やかであざやかで、どこか映画を思わせるファンタジックな戦闘シーンに目をうばわれ、次から次へとページをめくりました。
『西遊記』や『封神演義』ほどのスケール感はありませんが、戦闘シーンの華やかさではそう負けもしないのではないかと思います。
 もちろん、時代的なものもあって、特に構成やキャラクターの造形、敵の設定など、つっこみを入れたくなる部分もたくさんあります。ですが、それにもまして、ファンタジーとしての世界の艶のようなものが後に残りました。
 それにしても、赤白青黄黒の五色で花の名前のついた五本の仙剣、それを使うのは、唐代伝奇に名前のある仙人の弟子となった個性のある五人の若者。仙剣は各々と深い結びつきを持ち、引き離しても剣そのものが主人のもとにもどろうとする……どこか現代に通じるモダンさを感じさせます。
 一九〇一年刊というものですが、現代の武侠小説への橋渡しとなる作品のひとつでもありますし、気軽に読める形で紹介できればと思って、訳してみました。
『仙侠五花剣』は、あくまで娯楽小説ですので、気軽に読んで楽しんで、つっこみを入れて笑って、あまりの色彩のあざやかさにため息をついてくれれば…それだけです。
 そして個人的には、もともとの形である一巻あたり五回、全六巻三十回という形にしてみることで、どんな読み物になるのか、中国古典につきものの難漢字がどの程度処理できるか、電子書籍というメディアへの挑戦といった興味を満たそうとも思いました。
 そんなわけで、電子書籍『仙侠五花剣』ご笑覧いただければ幸いです。

仙侠五花剣1←でじたる書房の『仙侠五花剣1』へのリンク。立ち読み、体験版もあるので、どんな感じのものか是非ご覧ください。

仙侠五花剣1 楽読版←こちらは、文字が大きくてPCの一画面にしたときに読みやすい楽読版。内容は一緒です。立ち読み、体験版あり。

仙侠五花剣1←ブクログのパブーの『仙侠五花剣1』へのリンク。横書きです。立ち読みあり。

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電子書籍刊行しました。
『封神演義』Kindle版←『封神演義』Kindle版 紹介ページへのリンク。本の他に表紙画像を使ったグッズもあります。
『仙侠五花剣1』←でじたる書房へのリンク。
気軽に読める中国古典ファンタジック武侠エンターテインメントという感じの内容。立ち読み、体験版あり、ご笑覧ください。
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『仙侠五花剣1』
↓こちらはテスト販売中(iPhone,iPad,Kindleにも対応版 テスト販売中、試し読みあり)
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