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想像をはるかに超えるニッチさ

 神怪小説に関して、いくつかの作品を調べてみたところ、未だに、「えええっ、これも見つからないのーっ!!」というレベルで日本語訳がなくて愕然としました。
 日本における中国古典通俗小説のほとんどは、想像をはるかに超えるニッチさのようです。

 まあ、封神演義だって、きちんとした訳注付きの完訳がないぐらいだから、当たり前かもしれません。

 とはいえ、これはもっと多くの人に気軽に読んでほしいなあ…… というものが少なからずあります。
 学者の訳注付きの訳はのぞめないまでも、もう少し気軽に。

 過去、何度か企画を持ち込んではきたのですが、もともとのものが日本での知名度が低すぎる。作家も有名でない。などといわれて、その都度、企画がボツになってきたのでした。

 つまり、今まで訳されてこなかったのは、出版しても絶対に採算が取れないから。小部数だと高価になり、それでは買って読む人がいない、そもそもすごくニッチ。読みたければ原文を読めてしまう人しか読みたがっていないのかもしれない。あれこれかれこれと考え続けていたのですが、

 ここまできたら、あとは、やるかやらないかだ、の域に達しました。

 好きなものを訳して、翠琥出版に持ち込んでしまうなり、個人的に自己出版するなり。
 採算は無理なボランティアでも、読んでみたい人はきっといるはず。というか、もっと読まれていいと思うというか、もっと読んでほしいというか。

 地道な時間ばかりかかる作業ですが、神怪小説・ファンタジー好きとして、象にかじりつく蟻のようにして原文にむかうことにします。

 ああ、『仙侠五花剣』の続きもやらないといけないですね。
 何度も失敗をくりかえしてきた電子出版ですが、Kindleで、少なくとも販売網的には十分に広くなった気がします。今までの失敗は、サイトごとに囲い込みがひどく、登録が面倒で支払いに抵抗がある、いちいちの変換が面倒あるいは、変換できないため、読みにくかったという点が大きいので。
 パブーはそこそこだと思うのですが、やはり縦書きが出来ないのが気になり、また、ここまでニッチな需要にはサイトの知名度、検索の点で対応しきれていない感がありました。

 電子出版によって、ニッチであっても、出版できるようになった、垣根が下がった事に感謝しつつ。
 後は、日々の積み重ねですね。

 今度こそ本命? の思いです。




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ここはSUIKOこと、八木原一恵のブログです。
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著書:集英社文庫版『封神演義』(編訳)他。
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電子書籍刊行しました。
『封神演義』Kindle版←『封神演義』Kindle版 紹介ページへのリンク。本の他に表紙画像を使ったグッズもあります。
『仙侠五花剣1』←でじたる書房へのリンク。
気軽に読める中国古典ファンタジック武侠エンターテインメントという感じの内容。立ち読み、体験版あり、ご笑覧ください。
↓こちらはブクログのパブーへのリンク
『仙侠五花剣1』
↓こちらはテスト販売中(iPhone,iPad,Kindleにも対応版 テスト販売中、試し読みあり)
『仙侠五花剣1』←リンク
パブーのアカウントからは、その他もあり。
KDPをビジネスにつなげる60の方法←Amazon KDPから刊行

Eエブリスタで『薊花(けいか)』←リンク 連載開始しました

『竜と銀行』ドラゴンの出てくる奇妙な味のファンタジー BCCKSへのリンク→竜と銀行(電子書籍も紙もあります)
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